百姓一揆について

百姓一揆とは そもそも、一揆とは「一致協力して目的を達成しようとすること」という意味の言葉。 百姓一揆とは、江戸時代に百姓を中心として徒党を形成し、領主の政策などに反対した農民闘争のこと。現代でいえば、デモのようなもので […]

続きを読む
時代の移り変わりとご飯茶碗

ご飯茶碗とは 茶碗とは、本来は茶を入れて飲むための器(磁器)でした。現在の日本では「お茶碗」といった場合は、ご飯をよそうためのご飯茶碗、飯碗を意味することが多いです。 ご飯茶碗の流れ 元々は中国で生まれたご飯茶碗が、どの […]

続きを読む
世界の代表的な米料理とは

米は世界各地で栽培されている作物であるので、各地で様々な米料理があります。 米を主食にしている地域と野菜としている地域があります。それによって調理の違いもでてきます。 主に炊いて調理(ジャポニカ米) 日本・韓国・中国など […]

続きを読む
享保の大飢饉について

西日本を襲った飢饉 天明の大飢饉は東日本に甚大な被害をもたらしましたが、西日本には飢饉はなかったのでしょうか。そんなことはありません。西日本の飢饉は、冷夏と害虫の発生などが原因でした。 天明の大飢饉に次ぐと言われる飢饉に […]

続きを読む
天明の大飢饉について

飢饉とは 異常気象などによって農作物の全てが収穫できず、食べる物がなくなって人々が飢えに苦しんだり、飢え死にしたりすることを「飢饉」と言います。日本には「飢饉」について二千年以上も前から、たくさんの記録が残されています。 […]

続きを読む
1918年の米騒動について

大正7年の米騒動とは 1918年(大正7年)に発生した米騒動は、米の価格急騰が原因で起こった暴動事件ですが、 冷害による米不足や、水不足による米不足が原因で起った暴動ではありません。 米騒動とは、戦争特需を狙った買い占め […]

続きを読む
時代の移り変わりと日本酒

日本酒とは 日本酒(清酒)とは、米・米麹・水を原料として発酵させてこしたもので、料理の調味料としても使われます。 また、百薬の長とも言われ、適量での飲酒を心がけていれば、健康に非常に良いと言われています。 このページでは […]

続きを読む
餅に関する行事・歴史

餅とは 餅とは日本に古くから伝わる食べ物で、もち米を蒸して粘り気が出るまで臼でついて、適度なサイズに形を整えた食品です。 独特の粘りと伸びのある食感が特徴で、煮るととろけ、焼くと膨らみます。 古くから正月や節句、季節の行 […]

続きを読む
おにぎり、おむすびの由来・変遷

おにぎり、おむずびとは 「御握り」「御結び」など色々な呼び方がありますが、炊いたご飯に味をつけたり具をいれたりして三角形、俵型、球状など手のひらにのる程度の大きさに作ったものです。 携行食、保存食として発達しましたが、現 […]

続きを読む
お茶漬けの由来・変遷

お茶漬け(お茶づけ)とは 本来お茶漬けとは、飯に熱い茶をかけたものです。茶とは煎茶、ほうじ茶、番茶、抹茶など、いわゆる日本茶を指すことが一般的です。しかし、近年では白湯をかけた湯漬けや、烏龍茶やスープ、出汁をかけた場合も […]

続きを読む
納豆|かけご飯の代表格

かけご飯の代表格といえば納豆です。このページでは納豆について紹介します。 納豆とは 納豆とは大豆を納豆菌で細菌発酵させた日本の発酵食品です。茨城県、福島県を中心とした関東地方、東北地方では郷土料理として親しまれています。 […]

続きを読む
稲作の歴史

稲の起源 稲作の起源には多くの説があり、メソポタミア付近、東南アジア、サバンナ地帯のどこかだろうと言われています。稲はもともと熱帯地方の植物です。 時代ごとの米作り 縄文時代・弥生時代 本格的にお米の栽培が始まったのは弥 […]

続きを読む
お米の炊き方いろいろ(炊飯法と特徴)

飯(めし、いい、はん、まんま)はイネ科の穀物全般を対象に、特にお米に水を加えて煮たり蒸したりして炊いた食品のことです。 炊飯法には炊き干し法、湯取り法、湯立て法、炒め煮、蒸しの5種類があります。 炊き干し法 お米の量に対 […]

続きを読む
精米によるお米の分類

このページは精米によるお米の呼び方の違いや特徴について簡単にご紹介するページです。 玄米 籾から籾殻を除いたものです。外国では籾で流通しますが、日本では玄米で流通します。胚乳は92%前後で、精米したものよりたんぱく質、脂 […]

続きを読む
世界のお米と日本のお米

世界で栽培されている米は、1,000種類以上あるといわれていますが、現在、流通している米は主に3つに分類することができます。 「ジャポニカ米」 ジャポニカ米の形状は、丸みを帯びた楕円形で、加熱すると粘り気が出るのが特徴で […]

続きを読む
お寿司・お鮨 | お米を使った日本食の代表格

世界中で有名になった日本のお寿司 お米を使った日本食の代表選手とも言えるお寿司は今や世界中で食べられる料理となりました。そのルーツから現在のような握り寿司に辿り着くまでの変遷や、お寿司に適したお米についてご説明しましょう […]

続きを読む
「米粉」とは

「米粉」とは、その名の通り、お米を粉にしたものです。 昔から、せんべい、団子、和菓子などの食品に使われていることが多いですね。 最近では、製粉技術の進歩により微細な米粉を作ることが可能になり、 パンやケーキ、麺類、さらに […]

続きを読む
お米にまつわる儀式・祭礼・神事

お米と日本人の密接な関わり 日本人にとってお米とは単なる食べ物ではありません。様々な儀式や風習など、日々の生活様式にも深く関わる特別な存在と言えるでしょう。お米がたくさん獲れることを祈願し、お米が食べられることに感謝をす […]

続きを読む
お米の量を表す単位

お米の単位「合」「升」「石」「俵」などがあります お米の量を表す際に現在でも一般的に用いられているのが「合」という単位です。1合=約180mlとなります。お米1合がおよそ1食分の量に当たると考えられてきました。 さらに1 […]

続きを読む
「お米」という言葉の語源

「お米」という言葉の語源については様々な説があると言われています。 「込める・籠める」という意味から 古来よりお米は日本人にとって非常に大切な穀物でした。そのため様々な儀式や祭礼に使われていたことが分かっています。つまり […]

続きを読む
古米の美味しい食べ方

古いお米も美味しく食べられる食べ方 古米の正しい研ぎ方 新米は研ぐときにあまり力を入れず、ササっと軽く研ぎますが、古米の場合は真逆でギュッギュッと力を入れて研ぐようにします。 新米の時にやっちゃいけないような、握りつぶす […]

続きを読む
お米の精米度による栄養価の違い

精米度で栄養価は変わるのか それでは「日本食品標準成分表」の成分値で比較してみましょう。 それぞれ、炊飯したお茶碗1杯分(150g)に含まれる栄養素の量です。 白米 七分搗き 五分搗き 玄米 はいが米 たんぱく質(g) […]

続きを読む
お米の保存方法と賞味期限

お米の最適な保存方法と賞味期限 お米を保管するときに注意するポイントは、期間・乾燥・カビ・温度の四点です。それぞれ説明させていただきます。 ① 保管期間 白米:冷蔵庫に入れて約1か月が賞味期限 (白米に含まれれるデンプン […]

続きを読む
お米に虫がついたら

お米についてしまう虫 ご自宅で保管しているお米に発生する虫は、大部分が「コクゾウムシ」または「ノシメマダラメイガ」などの蛾類です。 それぞれについて対策をご紹介します。 ① コクゾウムシ コクゾウムシは体長は2-3mm、 […]

続きを読む
米寿とは

88歳のお祝いを「米寿」と言います 米寿の「米」という漢字を分解すると、八(ひっくり返して)、十、八となり、 末広がりの八が2つ重なる事で大変めでたい年とされ昔からお祝いをされてきました。 日本では米寿を始めとして、還暦 […]

続きを読む
ご飯をよく噛むと甘く感じる理由

でんぷんが甘い糖に分解される お米の成分の8割ぐらいはでんぷんでできています。 お米をたくと、お米のでんぷんは消化のよいでんぷんに変化します。 ごはんをよくかむと甘く感じるのは、ごはんのでんぷんが口で出るだ液にふくまれて […]

続きを読む
お米を炊く理由

生米は消化できない 生のお米のでん粉は「ベータでん粉」といって、でん粉の成分(ブドウ糖)が固くくっついているので人間には消化できません。 この「ベータでん粉」に熱を加えると、熱のエネルギーで「ベータでん粉」がほどけて、消 […]

続きを読む
「おむすび」と「おにぎり」の違い

様々な説があります 神の力を授かるために米を、山型(神の形)にかたどって食べたものが「おむすび」。 「おにぎり」は「にぎりめし」の転じたものと言われています。 つまり「おむすび」は三角形でないといけなくて、「おにぎり」は […]

続きを読む
一本の苗からとれるお米の粒の数

一苗あたり350~470粒くらいの収穫量 稲は、田植えをするときに、だいたい3~4本の苗をひとまとめにして植えていきます(これを1株といいます)。 ですから、水田の稲は1本のように見えますが、実際には何本かの苗の集まりで […]

続きを読む
玄米の「玄」の由来

玄米とは、稲の果実である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去した状態]で、また精白されていない状態のお米のことです。 玄米の「玄」という漢字には黒いという意味があります。 玄米はお米の色が茶色がかり、白米のように白くない […]

続きを読む
お米を洗うじゃなく研ぐと言う理由

お米の表面の糠をきちんと取り除く 昔は精米技術がいまよりも発展していませんでした。 お米の表面についている「糠(ぬか)」が、昔の精米技術ではなかなか取り除くことができなかったのです。 糠が付いているままのお米を炊くと、ニ […]

続きを読む