古いお米も美味しく食べられる食べ方
古米の正しい研ぎ方
新米は研ぐときにあまり力を入れず、ササっと軽く研ぎますが、古米の場合は真逆でギュッギュッと力を入れて研ぐようにします。
新米の時にやっちゃいけないような、握りつぶすような研ぎ方や、ガシガシと力を入れて強めに研ぐことで、古米の表面に付いたヌカ臭さをしっかりと落とすことが重要となります。研ぎ汁も新米の場合は「うっすら白く濁る程度」とされていますが、古米の時は透明になるまで研いだ方が美味しく炊けるので、古米を炊くときは恐れることなくしっかり研ぎましょう。
ただし、古米は「弱く」なっているので、力強く行うとお米が割れてしまうことも・・・。もしお米が割れるようでしたら、それ以上は力を入れないように注意しましょう!
古米にちょい足し
サラダ油
古米2合に対してサラダ油を小さじ1/2程度を入れます。
サラダ油をを少し入れて古米を炊くと、パッサパサな食感になりがちな古米がツルピカご飯に炊き上がります。
お酒
小さじ1杯程度の調理酒を入れます。
お酒の甘みが古米独特の匂いを抑え込んで、美味しくなります。炊きあがりのご飯に光沢が出て、甘みが増します。
もち米
古米の1割程度もち米を混ぜて炊きます。
なかなか家にもち米があるという人は少ないかもしれませんが、古米はもち米とブレンドして炊くことで美味しくなります。あの独特のパサパサ感もなくなりますし、新米に匹敵する食べ応えとなります。
ハチミツ
小さじ1杯程度のハチミツ。
古米を炊くときの水にハチミツをしっかりと混ぜてから炊くと、風味が非常に良くなって美味しくなります。
古米を美味しく食べようと努力している人たちの間では人気が高い方法です。風味も色ツヤも新米に匹敵するほどです。
味付きメニューにする
古米のデメリットとして「硬め」「粘りが少ない」「古米臭がある」という点がありますが、味付きのご飯メニューにするとそのデメリットがメリットになります。
- チャーハン
- 酢飯
- 炊き込みご飯
- ピラフ
- おかゆ
- リゾット
これらのメニューですと、逆に新米よりも古米の方が美味しくできたりします。