マグロは泳ぎ続けないと死んでしまう、と聞いたことがある。人間からすればどうして休まず泳ぎ続けられるのか、そのほうがよっぽど命を縮めてしまう気がしてしまう。でもこれは私たちが「疲労」は筋肉で起きる、と勘違いしているからだ。

「疲労」は脳で、とりわけ自律神経中枢で起きるのだ。からだが動いていても中枢神経が休みモードに入っていれば、動きながら疲労回復はできるのだ。とりわけまぐろやカツオのような回遊魚や鳥は疲労回復物質と言われるイミダペプチドが豊富だ。これによって長い時間運動を続けながら疲労しないことが可能なのだ。マグロを夏に食べたくなるのは、イミダペプチドがあるからかもしれない。

  • マグロ叩きとたくわんのっけごはん

マグロの赤身を叩き、タクワンを小さな角切りにする、ネギをみじん切りにするごはんを盛り、その上にちぎった海苔を敷き、たくわんとネギを載せ。一番上に叩いたマグロを置く。わさび醤油をかけて食べる。

  • 漬けマグロとアボガドの和えのっけごはん

マグロは一口大の切り身にして醤油・ミリンに漬けるアボガドは皮を剥いて、小さなサイコロに切り、醤油とマヨネーズで和えるご飯の上にマグロを敷き、真ん中に和えたアボガドを置く。

マグロはやはりササニシキのあっさり感が合う。白米をよく研いで粒立ちするように炊くと、マグロの濃い赤が引き立つ。食欲のないときは、そのままこれに煎茶をかけて茶漬けにしてもおいしい。

今回のお米屋さんの昼ごはんは「マグロの二種類のっけごはん」でした。

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